Profile

安川有果
奈良県生まれ。
2015年に公開した初長編『Dressing Up』にて日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。その後、蒼波純主演『永遠の少女』(17)、石橋静河主演『ミューズ』(19)(オムニバス映画『21世紀の女の子』の一編)が東京国際映画祭で上映される。2019年には北浦愛主演の舞台『ここにはいない彼女』で演劇に初挑戦。短編映画『行き止まりの人々』(オムニバス映画『蒲田前奏曲』の一編)が今年秋にヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開予定。
主な監督作品
〇『Dressing Up』(2015)
第25回日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞
〇『永遠の少女』(2017)
〇『ミューズ』(オムニバス映画『21世紀の女の子』の一編)(2019)
〇『行き止まりの人々』(オムニバス映画『蒲田前奏曲』の一編)(2020)
Information
▼短編映画『行き止まりの人々』(オムニバス映画『蒲田前奏曲』の一編)公式Twitter
https://twitter.com/kamatapreludeClose Up
監督の魅力に迫るQ&A
Q. 映画制作をはじめたきっかけは?
学校の課題
Q.影響を受けた作品、監督は?
今まで見た全部の映画に影響を受けていますが、強いて言うとライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの作品をみて驚いたことが根っこにある気がします。
Q.仲の良い監督は?
船曳真珠さん
Q.注目している監督は?
ジュリア・デュクルノー、アマンダ・ケンネル、カルラ・シモン
たまたま同世代の女性の監督ばかりですが、素晴らしい映画を世に放っています。日本で好きな監督もなぜか女性の監督ばかりだと最近気付きました。
Q.関心のあるテーマは?
はっきりと言葉にするのは難しいですが、友人に安川さんの映画がテーマにしているのって「イノセンスの喪失」じゃない?と言われて、「それかも!」と思いました。
Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?
毎回一から立ち上げること。
Q.得意なジャンルは?
得意かはわからないですがファンタジー要素のあるものが好きです。
Q.監督業の面白さは?
人との出会いが作品を変えていくこと。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
緊張感のある映画にすること。
Q.一緒に仕事をしたい役者は?
ドニ・ラヴァン
Q.死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?
『ホテル・ニューハンプシャー』
Q.映画を見る時に、何を期待しますか?
新しさ、驚き
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
好んで見る映画の登場人物は皆大変そうなので遠慮したいです。
Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?
『シーモアさんと、大人のための人生入門』
Q.好きな食べ物は?
春雨、パッタイ
Q.趣味は?
タイピングゲーム
Q.愛読書は?
穂村弘さんのエッセイを読むのにはまっています。
Q.邦洋問わず、お気に入りのスターは?
いっぱいいます。
Q.居心地の良い場所はどこですか?
居ても文句を言われない場所
Q.インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待
宣伝期間が短かったり、公開規模が小さい作品が多いので、情報がキャッチしづらい地方の人が興味を持つきっかけになったり、見たことのないタイプの映画に触れる機会になるといいなと思います。