CINEMA DISCOVERIES

Profile

清水健斗

1983 年生まれ、神奈川県横浜市出身。
CM制作会社でPMとして、多岐にわたる作品を手がけ国内外で多数の賞を受賞。 2012年にフリーディレクターへ転身。2013年、「瞬間少女」が公開。 2015年に同作がハリウッドで上映されたのを機に海外を意識した作品創りにも取り組み出す。
2019年に短編映画「漂流ポスト」がニース国際映画祭で外国語短編映画最優秀作品賞を受賞、アメリカWBスタジオでの上映など、世界15の映画祭で上映されており、美しくアーティスティックな画作りと繊細な人間の機微切り取る演出は世界からも評価されている。
近年は「WOWOWシナリオ大賞ファイナリスト」「ユニバーサル主催 シネマティックVRアイデアコンペ」「Google VR Creator Lab」などに名を連ねるなど演出だけでなく企画にも力を入れており、2019年に立ち上げたVRドキュメンタリープロジェクト「タイムカプセル」はニュースや新聞など50を超える媒体に取り上げられるなど、映像+最新技術で社会性の強い問題に取り組んでおり、映画関係者以外からも注目を集めている。

主な監督作品

◯『瞬間少女』(2012/101m)
池袋シネマ・ロサにて上映(2013)/World Gate Film Festival長編部門グランプリ受賞/LA Eiga Fest2015(米国)上映

◯『漂流ポスト』(2018/30m) Nice International Film Festival2019:Best Short Foreign Language Film受賞/Best Director of a Short Foreign Language Filmノミネート
London International Filmmaker Festival2019:Best Directorノミネート
Los Angeles Independent Film Festival Awards:Best Foreign Short 受賞

◯『STAGE -ハムレットの贖罪-』(2019)
DayDream by Google × YouTube × VR Scoutの世界的プロジェクト「VR Creator Lab」作品。YouTubeにて配信中。

〇『YOKOHAMA RELIGHT』(2019)
Los Angeles Independent Film Festival Awards:Best Traile/Promo 受賞
Los Angeles Theatrical Release Competition & Awards:Winner
Hollywood Independent Filmmaker Awards:MOVIE TRAILER:GOLD AWARD

〇『永遠の8ビート -cinematic VR-』(2019)
NBCユニバーサル主催「シネマティックVRアイデアコンペ2017」グランプリ
NBCユニバーサル完全出資。VR THEATER・VR CRUISEで配信中

Close Up
監督の魅力に迫るQ&A

Q. 映画制作をはじめたきっかけは?

CM制作会社勤務2年目でビデオカメラと編集ソフトを買ったのがきっかけ。友人と二人で撮ってみようと軽いノリで。

Q.影響を受けた作品、監督は?

監督: スティーヴン・スピルバーグ監督/クリント・イーストウッド監督/ロバート・ゼメキス監督/岩井俊二監督/北野武監督
作品: Back to the Future/Field of Dreams/Stand by Me/リリイ・シュシュのすべて/あの夏、いちばん静かな海。

Q.仲の良い監督は?

ちょっと意味合いが違いますが、国際映画祭で知り合った監督たちの活躍や近況報告を見ていい刺激をもらってます。

Q.関心のあるテーマは?

人種・血・移民をめぐる問題/臓器移植/SDGs/その他社会問題全般

Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?

フィクション・ドキュメントに関わらず、すべての映画は長編で約2時間、短編で約30分、その中で登場人物の一生の内の重要な数分を描くということだと思うので、そこを深掘りしていく事はいつも面白くもありチャレンジになります。意味意義を吟味して、しっかり取材して、時には心理学を用いたり、色々な角度から見るにはいつもチャレンジです。

Q.監督業の面白さは?

伝えたいものがあれば0からでもビルディングできるところ/言葉が通じなくても世界中の人にメッセージを届けられるところ/お客さんの心を動かせた事がリアルな声で伝わってくる事が稀にある事

Q.映画づくりでこだわっていることは?

海外の人が見ても何かを感じられる作品作りを目指しています。そのために近年はとにかく題材にした事象の取材を徹底的にする事を心がけています。あと人の機微を引き出すための美しい画作りと音の使い方で、見ている人の五感に訴えられるように意識しています。基本ですが一番難しい。

Q.映画とは?

見たことない世界へ連れて行ってくれるもの、見て考えることで歴史や社会性を学べるもの。 その表裏性が「映画」だと思います。

Q.インディペンデントという領域の魅力は?

より監督の目的や作家性に合わせた作品が作れるところ。追求しようと思えばマニアックな事もできるし、あまり取り扱われない題材にも寄り添う事ができるので、多数ではないかもしれないけどインディペンデント映画に救われたという人もいると思ってます。

Q.死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?

A Walk To Remember/シリーズならBack to the Future

Q.映画を見る時に、何を期待しますか?

エンタメならとにかく面白いか、社会派ならしっかり取材できているか・メッセージはあるかなど、ジャンルに合わせた楽しみ方ができるといつも期待して観てます。

Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?

釣りバカ日誌の浜ちゃん。自分のペースで人生を楽しんでいて素敵。

Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?

Back to the Future、昔のジャッキー・チェン映画

Q.好きな食べ物は?

Q.趣味は?

スポーツ(するのも見るのも)、釣り、食べ歩き、旅

Q.愛読書は?

作家: 星新一さん/眉村卓さん/辻村深月さん/Nicholas Charles Sparks
小説: 海がきこえる/タイム・リープ/クロノス・ジョウンターの伝説/ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹

Q.邦洋問わず、お気に入りのスターは?

ジャッキー・チェン/デニス・クエイド

Q.居心地の良い場所はどこですか?

地元

Q.インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待

メジャー作品とはまた少し違った世界観を感じてもらう事で、色々な映画の楽しみ方を見つけていただけたら嬉しいかなと思います。

 

Interview

清水健斗監督の作品