Profile

西本達哉
1994年生まれ、兵庫県出身。
一橋大学社会学部卒、映画美学校フィクションコース20期高等科修了。
処女作『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018オフシアターコンペティション部門に入選、2019年沖縄国際映画祭U-25部門でグランプリを受賞。
次作『Be Here Now』福井映画祭14th長編部門入選。
Information
Filmography
▼主な監督作品
◯『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』(2017)
◯『Be Here Now』(2020)
Close Up
監督の魅力に迫るQ&A
Q.映画制作をはじめたきっかけは?
2016年に映画美学校に入ったことがきっかけです。
Q.影響を受けた作品、監督は?
非常におこがましいのですが、エルンスト・ルビッチ監督の作品が好きで、折に触れて観させていただいています。
Q.仲の良い監督は?
いないですね。
売れてない人やったら挙げられるんですが、売れてないんで。。
Q.注目している監督は?
レオス・カラックスの新作をここ数年注目して待っていますがいつになるか。
あとアルチュール・アラリは早く次の作品を見たい若手監督の一人です。
Q.関心のあるテーマは?
生き物が生きたり死んだりすることです。
Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?
全部の過程がそう感じます。
特にお金周りが常にシビアです。
Q.得意なジャンルは?
早く見つけられるように色々チャレンジしていきたいです。
Q.監督業の面白さは?
多くの人の意見を聞いて自分だけでは考えれないものを作れることです。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
スタッフ、演者が誰も飛ばない現場づくりをすることです。
Q.映画とは?
わかりません。
学問とスポーツがかけ合わさったものと思うようにしています。
勉強だと思ってしんどい時でも映画館に足を運んでスクリーンで観るようにしています。
特に現代まで生き抜いている昔の作品からは本当に学ぶべきことも多いと思いますので、可能な限りちゃんと劇場で観ていきたいです。
Q.インディペンデントという領域の魅力は?
あんまりわかりませんが制約の無さですかね。
ただ、労働に対する対価をしっかり払えてるところもそんなに多くはないと思うので、その辺のグレーなところは変わって行かないとあんまりインディペンデントであることを誇れないと思います。自戒も込めてなんですが、、
Q.一緒に仕事をしたい役者は?
鈴木福さんです。
草野球の映画で本格派左腕投手の役をしてもらいたいです。
Q.死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?
エルンスト・ルビッチ監督の「天国は待ってくれる」です。
Q.映画を見る時に、何を期待しますか?
義務感で映画を観るようになって、期待とかはなくなりました。
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
「ファウスト」のファウスト博士か「白い肌の異常な夜」のイーストウッド。
Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?
イエジー・スコリモフスキ監督の「早春」は都内で上映されるたび、義務的に見にいってる気がします。
Q. 好きな食べ物は?
カレーライス
Q. 趣味は?
オリックスバファローズの試合を観ることです。
Q.愛読書は?
山野一さんの「四丁目の夕日」です。
自分の人生のアナザーストーリーな気がして、読むたびに背筋ピシッとさせられます。
Q. 邦洋問わず、お気に入りのスターは?
エル・ファニング
ポール・ダノ
アダム・ドライバー
Q. 居心地の良い場所はどこですか?
渋谷のTSUTAYAの監督別で区切られているコーナーです。
Q. インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待を教えてください。
ジョージアだったり、リトアニアだったり、普段馴染みのない国の市井の人々が撮ったものを見てみたいです。