Profile

池田千尋

1980年、北海道生まれ、静岡県出身。
高校在学時から自主映画制作を始める。早稲田大学第一文学部卒業。映画美学校修了制作作品である『人コロシの穴』が2003年カンヌ国際映画祭・シネフォンダシオン部門に正式出品される。助監督として幾つかの現場を経た後、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域を2007年に修了。
主な劇場公開作品に『東南角部屋二階の女』(08)、『先輩と彼女』(15)、『東京の日』(15) 、『スタートアップガールズ』(19)など。TVドラマとしてNHKBSプレミアムドラマ『プリンセスメゾン』(16)、テレビ東京×Netflix『Re:Mind』スピンオフ特別版(17)、テレビ大阪『まどろみバーメイド〜屋台バーで最高の一杯を。〜』(19)、東海テレビ『B面女子』(20)。
脚本家として、黒沢清監督『クリーピー〜偽りの隣人』(16)、三島有紀子監督『Red』(20)、青山真治監督『空に住む』(20)がある。
最新監督作『記憶の技法』(石井杏奈主演)が11月27日より全国公開中。

 

Information

▼Twitter

https://twitter.com/tihikero

 

▼現在公開中の最新作『記憶の技法』HP

https://www.kiokunogihou.com

 

Filmography

▼主な監督作品
◯『人コロシの穴』(2002/36min)
◯『四谷怪談』(2006年/101 min)
◯『兎のダンス』(2007年/41 min)
◯『東南角部屋二階の女』(2008/104 min)
◯『夕闇ダリア』(2011年/70min)
◯『とんねるらんでぶー』(2011年/32min)
◯『重なり連なる』(2012/23min)
◯『ミスターホーム』(2014/70min)
◯『先輩と彼女』(2015/103min)
◯『東京の日』(2015/102min)
◯『スタートアップ・ガールズ』(2019/93min)
◯『記憶の技法』(2020/105min)
 

 

Close Up
監督の魅力に迫るQ&A

Q. 映画制作をはじめたきっかけは?

田舎に暮らしていた中学生の頃にWOWOW・BSにて数々の多様な映画を観た中で『トリコロール 青の愛』(クシシュトフ・キェシロフスキ監督)に衝撃を受け、高校生の時に初めて脚本を書き、数人の仲間を集めて30分の短編映画を作ったのがきっかけです。

Q.影響を受けた作品、監督は?

クシシュトフ・キェシロフスキ
アトム・エゴヤン
クリント・イーストウッド
伊藤俊也
岩井俊二
青山真治
黒沢清

Q.注目している監督は?

アリス・ウー
アリ・アスター
ヨルゴス・ランティモス

Q.関心のあるテーマは?

人はある種の枠(家族・仕事・恋人・友人など)の中に自らを存在させることがあり、枠があるから生きていけると同時に枠がなければ生きていけないともがく、相反する葛藤を抱えるように思います。
この枠を失った、もしくは取り外された人間が、それでも生きていかなければならない、己をのみ軸に生きるとはどういうことか、常に考えるテーマです。

Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?

撮影という場で起こる全てに反応し取り込み瞬時に判断する、OKを出すその間際まで自分さえ疑いながら“答え”を探り続ける勝負をすること。

Q.得意なジャンルは?

特にこれというのはないですが、今後ホラーに取り組んでみたいと思っています。

Q.監督業の面白さは?

他者と共にもの作りをすること。

Q.映画とは?

映画は私を求めたりはしないけれど、それでも私は一生求め、考え続けるものだと思っています。

Q.インディペンデントという領域の魅力は?

熱量の高さ

Q.一緒に仕事をしたい役者は?

イッセー尾形さん

Q.映画を見る時に、何を期待しますか?

世界の見方に新たな視点を与えてくれること。

Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?

『トリコロール 青の愛』
『エキゾチカ』
『ヤンヤン 夏の思い出』
『友だちのうちはどこ?』

Q. 好きな食べ物は?

美味しいものは何でも好きです。

Q. 趣味は?

サウナと天然温泉
美味しいものを食べること

Q.愛読書は?

『白痴』坂口安吾

Q. 邦洋問わず、お気に入りのスターは?

エイミー・アダムス
アン・ハサウェイ
渥美清

Q. 居心地の良い場所はどこですか?

自宅

Q. インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待を教えてください。

映画はどこまでも多様であるということが作品を通して感じられる、映画の楽しみ方を広げる機会を作ってくれると期待しています。

 

池田千尋監督の作品