Profile

穐山茉由
ファッション業界で会社員として働きながら、映画美学校にて映画制作を学ぶ。修了制作作品『ギャルソンヌ -2 つの性を持つ女-』が第11回 田辺・弁慶映画祭 2017に入選。長編デビュー作『月極オトコトモダチ』が第31回東京国際映画祭に出品され、MOOSIC LAB 2018では長編部門グランプリほか4冠を受賞。短編『嬉しくなっちゃって』ではSHE IS SUMMERとコラボし、主題歌「嬉しくなっちゃって」のMVの監督も務める。またdtvドラマ「猿に会う」では脚本を担当。
9月25日より公開の4人の若手監督による連作長編『蒲田前奏曲』では女子会篇「呑川ラプソディ」を監督。
Information
▼公式HP
https://www.akiyamamayu.com
▼全国順次公開中新作映画『蒲田前奏曲』公式HP
https://www.kamataprelude.com
Filmography
▼主な監督作品
◯『ギャルソンヌ -2 つの性を持つ女-』(2017/短編)
◯『月極オトコトモダチ』(2018/長編)
◯『嬉しくなっちゃって』(2019/短編)
◯『蒲田前奏曲』内短編「呑川ラプソディ」(2020)
Close Up
監督の魅力に迫るQ&A
Q. 映画制作をはじめたきっかけは?
会社勤めをしながら、何か表現できるものを探していた時に、初心者向けの映画制作ワークショップに参加したのがきっかけです。そのあと本格的に学びたいと思い、映画美学校に入学しました。
Q.影響を受けた作品、監督は?
『人のセックスを笑うな』井口奈巳監督
Q.注目している監督は?
金子由里奈監督
Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?
毎回、全てにおいてチャレンジだなーと思ってます。映画は一人では撮れないし、その時にしか撮れない画があるので。
Q.監督業の面白さは?
自分の思いを映画として表現できること。思い通りにならない事も含めて、自分に還元されるところが面白さだと思っています。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
登場人物が魅力的であって欲しいので、各キャラクターを尊重しながらつくっています。
Q.映画とは?
映画館で観るもの。他者を知るもの。
Q.インディペンデントという領域の魅力は?
しがらみが完全にないわけではないけれど、作り手が本来やりたかったことの純度が高いというところ。
Q.一緒に仕事をしたい役者は?
仲野太賀さん。以前映画祭でお見かけして、とても色気のある人だったので。
Q.死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?
『緑の光線』エリック・ロメール監督
Q.映画を見る時に、何を期待しますか?
好き・嫌いひっくるめて心が動くこと
Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?
エドワード・ヤン監督の作品。どれも好きですがひとつ挙げるなら『恐怖分子』。
Q. 好きな食べ物は?
甘いもの全般。多国籍料理。
Q. 趣味は?
最近はYouTubeで都市伝説や猫の動画を観ています。
Q. 愛読書は?
塩田明彦さんの「映画術」
Q. 邦洋問わず、お気に入りのスターは?
ルーニー・マーラ、満島ひかり
Q. 居心地の良い場所はどこですか?
窓辺
Q. インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待を教えてください。
世の中にはまだ出会ったことのない映画がたくさんあって、その中でもインディペンデント映画は普段観る機会がないという方も多いと思います。何故か心に残る、という作品に出会って、映画の多面性に触れる人が増えるといいなと思っています。