Profile

渡邊世紀

1973年生まれ、神奈川県出身。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校映画科卒業。卒業後はハリウッドで半年間、AFIの学生映画やインディーズの35ミリ作品に撮影部として参加。帰国後、Vシネマ、テレビドラマ、劇映画の助監督を経て、2005年に商業監督デビュー。 6本のVシネマを監督したのち、2011年に世界各国で高い評価を受ける人形遣い、百鬼どんどろ・岡本芳一の舞台演目を完全映画化した初の劇場公開作品「VEIN-静脈-」を発表。 エクアドル「Agumi Cine Festival」グランプリ&主演賞(岡本芳一)をダブル受賞。
アジア最大級の短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」製作の特別製作作品『ゆっきーな』『死神失格』『この蒼の向こう側』を監督。
2013年、雑誌「pen」3/1号にて、ショートフィルム界8人の気鋭の監督の一人として紹介される。同年7月、新宿 K's cinemaにて「Movies-High 13 渡邊世紀監督特集」として、 それまでの短編作品8本を一挙に公開。
2015年、3年がかりで製作した劇場公開2作目となる長編ファンタジー映画『愛のレシピ ~卵ランド~』を発表。
2016年、内閣府/復興庁が主催し、東日本大震災被災地 3 県(福島・宮城・岩手)の小中学生による作文コンテスト募集を行い、 優秀1作品をショートフィルム化する「わたしたのふるさと、10年先の物語」プロジェクトにおいて、東北を元気にする短編映画『未来のカケラ』を監督。
2018年、振付家・香瑠鼓率いるバリアフリーチーム”あぴラッキー”出演のロックホラーミュージカル『踊る!ホラーレストラン』公開。

Information

▼Twitter

https://twitter.com/century0220

 

Filmography

▼主な監督作品
◯『揺り籠 花籠』(2004)
◯『猫の家族』(2005)
◯『ところてんの女』(2006)
◯『はいからさんの性』(2007)
◯『人形のいる風景~ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ~』(2008)
◯『真田くノ一忍法伝 かすみ 服部半蔵の逆襲!』(2008)
◯『真田くノ一忍法伝 かすみ 内乱!幸村暗殺!!』(2008)
◯『月とワイン』(2009)
◯『真田くノ一忍法伝 かすみ 因習の村を斬れ!!』(2009)
◯『ゆっきーな』(2010)
◯『エンジェルハート~羽ばたける者たちへ~』(2010)
◯『うたかた』(2010)
◯『VEIN-静脈-』(2011)
◯『人形のいる風景~ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ~』(追悼特別版)(2011)
◯『はじまりのおわり』(2012)
◯『ふたりあそび』(2012)
◯『死神失格』(2013)
◯『この蒼の向こう側』(2014)
◯『愛のレシピ~卵ランド~』(2015)
◯『目隠しの森』(2015)
◯『未来のカケラ』(2016)
◯『猿芝居』(2016)
◯『踊る!ホラーレストラン』(2018)

 

Close Up
監督の魅力に迫るQ&A

Q. 映画制作をはじめたきっかけは?

幼少期から、親の影響で『ベン・ハー』や『ローマの休日』などの名作映画を観ていました。スピルバーグ世代で、4年生の時に映画館で観た『E.T.』に感動し、初めて映画を「作る人」に興味を持ちました。小学校の卒業文集に映画監督になると書いていました。
作り始めたのは高校生の頃です。その頃の作品は稚拙過ぎて、誰にも見せられませんが。

Q.影響を受けた作品、監督は?

黒澤明監督、 アンドレイ・タルコフスキー監督
『E.T.』 スティーヴン・スピルバーグ監督
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 ラース・フォン・トリアー監督
『アンダーグラウンド』 エミール・クストリッツァ監督
『泥の河』 小栗康平監督
『乱れる』 成瀬巳喜男監督
『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン監督
『処女の泉』 イングマール・ベルイマン監督

Q.仲の良い監督は?

荒木憲司監督

Q.注目している監督は?

甲斐さやか監督、関根光才監督

Q.関心のあるテーマは?

命、家族、子供、社会の不条理、解り合えない人間
「人類の勘違い」

Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?

自分の中にあったものを、人様に見せるに値するものにするまでの全行程

Q.得意なジャンルは?

人間ドラマ、と言いたい

Q.監督業の面白さは?

キャストやスタッフと作品の中の登場人物たちについてあーだこーだ話すこと。
そうやって共有したイメージが、実際に俳優さんが演じることで時には覆され、さらに活き活きとして、それがスタッフの力で「生きている人間」として刻まれること。
自分はそれを泣いたりニヤニヤしながら見ているだけです。

Q.映画づくりでこだわっていることは?

どんな題材でも、独自の視点を見出すこと。
「物語」を超えることを目指す。

Q. 映画とは?

ご飯が人生なら、最上級のおかず(観客として)
人生そのもの(作り手として)

Q.インディペンデントという領域の魅力は?

作りたい、伝えたいという想いとエネルギーの純度、濃密さ

Q. 一緒に仕事をしたい役者は?

役所広司さん、中谷美紀さん、安藤サクラさん

Q. 死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?

今これから作ろうとしている自分の映画

Q.映画を見る時に、何を期待しますか?

心が揺さぶられること
既成概念を覆してくれること

Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?

『サウンド・オブ・ミュージック』の子供の一人
『バック・トウ・ザ・フューチャー』のドク

Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?

『サウンド・オブ・ミュージック』
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

Q. 好きな食べ物は?

納豆に玉ねぎとお酢とオリーブオイルを入れて大盛りご飯に

Q. 趣味は?

散歩、作詩作曲

Q. 愛読書は?

「ものぐさ精神分析」 岸田 秀

Q. 邦洋問わず、お気に入りのスターは?

三國連太郎さん、緒形拳さん、スティーブ・マックイーンさん

Q.居心地の良い場所はどこですか?

自宅、映画館、喫茶店(喫煙OK店のみ)、緑と水があるところ

Q.インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待を教えてください。

埋もれている力作、傑作を紹介し、映画の可能性、多様性を広げて欲しいと思います。

 

渡邊世紀監督の作品