CINEMA DISCOVERIES

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ディスカバリー・ガイド

極道バトルに子供の情景を掛け合わせた異色過ぎる一本

この映画は一筋縄ではいかない。まずは10分、黙って向き合ってみてほしい。特殊さの片鱗がじわじわと伺えるはずだから————。

インディペンデント界の片隅に咲いた本作は、一方の視点を「ヤクザ物」に据えつつ、もう一方を笑顔の眩しい「夏の日の子供」的な世界へと据えることで、ジャンルに突然変異を巻き起こす。子供とヤクザ。この掛け合わせこそ最大のポイントだ。両者の視点の往復により独特のテンポとリズムが生まれ、街の人間模様、さらには従来のヤクザ物ではあまり描かれない「家族のあり方」にもじっくり光があたる。この大胆な発想力と、異質な両者を同フレーム内で描き切った手腕を評価したいところ。まさに怪作と呼ぶにふさわしい一本である。

インフォメーション

タイトル:大阪バイオレンス3番勝負 大阪外道 OSAKA VIOLENCE

あらすじ

大阪・下町に、ヤクザも恐れる二大巨頭”外道”と”非道”が存在した。接点のなかった2人の人生が、非道の息子が家出をきっかけに狂いだし、ヤクザ抗争をも巻き込む血みどろの闘いへと発展する・・・。

スタッフ・キャスト

監督・脚本:石原貴洋
プロデュース:林海象
音楽:今村左悶
特殊メイク:仲谷進

キャスト:木村涼介 大宮将司 初代 彫政統 上野央 片倉わき 前野朋哉

受賞歴:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012 グランプリ受賞
プチョン国際ファンタスティック映画祭2012 招待作品
2012年/82分/バイオレンス

ⓒ2012石原映画工場by石原貴洋

スペシャルコンテンツ

インディペンデントの世界を、まだメジャーに出ていない発想やアイディアの見本市とする時、これほど「やられた!」と思う作品はないだろう・・・

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