Profile

大橋隆行
1984年生まれ。
大学在学中に自主映画の製作を始める。卒業後、映像製作チーム「TimeLimit」を結成し年に1本のペースで自身の監督・脚本作品の製作を続ける。
14年に製作した短編映画「押し入れ女の幸福」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014の短編部門グランプリを受賞した他、国内映画祭にて多数入賞を果たす。18年には池袋シネマ・ロサにて2週に渡り監督作「さくらになる」「押し入れ女の幸福」他を公開。
「さくらになる」では埼玉県秩父市で満開の桜が咲く中“桜になって死んでいく”という謎の病によって滅亡していく人類を、「押し入れ女の幸福」では静岡県浜松市の砂丘で人類誕生前の世界を、これまでロケーションに強い拘りを持ち“美しい自然”と“小さな人間”を対比して描いてきた。
現在、新作「とおいらいめい」を製作中。21年春の公開を目指す。
Information
▼公式HP
https://www.takayuki-ohashi.com
▼現在撮影中の新作『とおいらいめい』のクラウドファンディングを実施中!(2020年12月8日まで)
https://motion-gallery.net/projects/tooiraimei
Filmography
▼主な監督作品
◯『押し入れ女の幸福』(2014)
◯『彼の日常』(2015)
◯『しあわせのかたち』(2016)
◯『さくらになる』(2017)
◯『最高のパートナー』(2019)
Close Up
監督の魅力に迫るQ&A
Q. 映画制作をはじめたきっかけは?
学生時代に友人と一緒に脚本を書いたことをきっかけに自分でも書くようになり、その脚本を自分で撮るようになりました。
Q.影響を受けた作品、監督は?
『ビッグ・フィッシュ』(ティム・バートン)、『A.I.』(スティーブン・スピルバーグ)、『バーバー』(コーエン兄弟)、『サイン』『ヴィレッジ』(M・ナイト・シャマラン)
Q.関心のあるテーマは?
「生きる」こと「死ぬ」こと。残された人がどうやって「死」を受け入れ、整理していくか
Q.映画制作の過程で、チャレンジングと感じることは?
キャスティング、スタッフ集め、ロケハン。作品の世界観を組み上げていくためのチーム作り
Q.得意なジャンルは?
SF(少し不思議)
Q.監督業の面白さは?
俳優、撮影、ロケーションによって自分の書いた脚本が、自分の手を離れて現場で成長していくのを見守ることが楽しいです。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
「自分にしか出来ない」を探すこと
Q.インディペンデントという領域の魅力は?
脚本、撮影、編集、すべての作業を限られた条件の中で何ができるかを脳みそフル回転で考えながらやる楽しさ
Q.死ぬ前に映画を一本見るとしたら、何を選びますか?
『PLAN9 FROM OUTER SPACE』か『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
Q.映画を見る時に、何を期待しますか?
映画だからこそ起こる飛躍。クライマックスでどんな奇跡が起こるか。
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
『ミッション・トゥ・マーズ』のゲイリー・シニーズ演じるジム・マッコーネル。宇宙の彼方へ旅してみたい
Q.1年に一度だったり、数年に一度など定期的に必ず見る映画は?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
Q.愛読書は?
『月の裏側』『ねじの回転』恩田陸、『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎
Q.邦洋問わず、お気に入りのスターは?
エル・ファニング、ドウェイン・ジョンソン
Q.居心地の良い場所はどこですか?
近所の喫茶店。間取り、他の席との距離、静かさが脚本を書くのに最適
Q. インディペンデント映画を扱った動画配信サービスに寄せる期待を教えてください。
ひとりでも多くの方にインディペンデント映画というジャンルを届けられること