CINEMA DISCOVERIES

※この動画は、有料会員の方が視聴できます。

有料登録をして視聴する

ディスカバリー・ガイド

Jホラーのその先にあるもの

「Jホラー」と呼ばれるムーブメントの萌芽は、1980年代末にまでさかのぼる。

89年、その後の実録恐怖ものの幽霊表現に多大な影響を及ぼしたオリジナルビデオ「邪願霊」が発売され、一部のホラーマニアの間で話題を呼ぶ。91年、同作の脚本家・小中千昭と鶴田法男監督が組んだOV「ほんとにあった怖い話」が発売。これらの作品に衝撃を受けた黒沢清や高橋洋が自身の作品で独自の恐怖表現を追求し、98年の『リング』(高橋脚本、中田秀夫監督)をもってJホラーのムーブメントは頂点に達する。『呪怨』シリーズの清水崇がハリウッドに進出するなど、現在に至るまで根強い人気を誇るジャンルだが、高橋ら根幹を築いた作り手たちは、メインストリームからは一歩距離を置き、固定化された恐怖表現の「その先」の可能性を探っているように思えてならない。

インフォメーション

タイトル:霊的ボリシェヴィキ

あらすじ

集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設。呼び集められたのは、かつて”あの世に触れた”ことがあるという”ゲスト”と呼ばれる男女たちだった。その中の一人、由紀子には、幼い頃”神隠し”に遭遇した過去があった。強すぎる霊気により一切のデジタル機器が通用しないこの場所で、静かにアナログのテープが回り始める。やがてテープに記録されてゆくのは、人間の領域を踏み越える禁断の心霊実験だった・・・・。

スタッフ・キャスト

監督・脚本:高橋洋
撮影:山田達也
照明:玉川直人
録音:臼井勝
音楽:長嶌寛幸

キャスト:韓英恵 巴山裕樹 長宗我部陽子 高木公祐 近藤笑菜 河野知美 本間菜穂 南谷朝子 伊藤洋三郎

2017年/72分/ホラー

© 2017 THE FILM SCHOOL OF TOKYO

スペシャルコンテンツ

キュレーターの作品解説や、監督による撮影秘話など、ユーザーが作品の考察に浸れる場です

 

あなたにオススメ