CINEMA DISCOVERIES

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ディスカバリー・ガイド

“心に寄り添った”演出を常に見せ続けた佐々部清監督の傑作

吹石一恵×吉田羊×徳永えりが美人三姉妹として共演する本作は、鹿児島で行われる「六月燈」というお祭りを舞台に、人の情けなさ、必死さを滑稽に愛おしく綴る佐々部清監督の傑作だ。

これぞ日本ドラマという食卓で繰り広げられる会話劇、日本の情緒を感じる昔ながらの祭り、方言の魅力がこれでもかというほど詰まっていて味わい深い。舞台の映画化らしい登場人物全員の見せ場がある脚本とそれを活かすキャストの顔ぶれも素晴らしい。吹石一恵の夫演じる津田寛治のあたふたした演技や、母親演じる市毛良枝のチャーミングさ、そしてこの作品の企画者である父親演じる西田聖志郎の温もり。亡くなった佐々部清監督が大切にする“心に寄り添った”演出は、じっくりと人物を捉え、会話から生まれるその人の魅力や個性を引き出していく。

インフォメーション

タイトル:六月燈の三姉妹

あらすじ

大型ショッピングセンターの進出で客足減少に苦しむ家族経営の和菓子店「とら屋」に、東京で暮らす次女 奈美江(吹石一恵)が帰ってきた。家族とはいえ、母 惠子(市毛良枝)と父 眞平(西田聖志郎)は既に離婚。おまけに長女 静江(吉田羊)は出戻りで、三女 栄(徳永えり)は目下不倫中とバラバラ。奈美江は奈美江で離婚調停中とワケありの身。この5人に東京から奈美江を追ってきた夫 徹(津田寛治)が加わり、和菓子店の再建のために背水の陣を敷く。そして、六月燈の夜に新作和菓子「かるキャン」で起死回生の大作戦に出るが、果たしてその結末は・・・。

スタッフ・キャスト

監督:佐々部清
原作・脚本:水谷龍二
企画:西田聖志郎
音楽:寺島民哉
主題歌:石原有輝香「月奏」


キャスト:吹石一恵 徳永えり 吉田羊 津田寛治 西田聖志郎 渋江譲二 重田千穂子 井上順 市毛良枝

2013年/104分/ドラマ

© 「六月燈の三姉妹」製作委員会

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