CINEMA DISCOVERIES

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ディスカバリー・ガイド

男の子の憧れと女の子の本質がクロスする未知なる体験

よくあるBOY meets GIRL 映画でありながら、今までにない浮遊感を味わえる。監督、主演を務める岩切一空は、長編デビュー作『花に嵐』でPFFアワード2016準グランプリを始め、映画賞で3冠に輝く新進気鋭の監督。

齊藤工が総監督を務める『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の一本も手がけているが、どこか本作に通じるものがあるのだ。それは女の子の戯れであり、カメラを持ってしても、決して手の届かない“聖なる存在”だというフェアリー感。けれど、モキュメンタリーの手法の中で女の子の本質が見え隠れするから、観客は喜んで振り回されてしまうのだ。

インフォメーション

タイトル:聖なるもの

あらすじ

大学の映画研究会に所属しながら、一本の映画も撮れないまま、3年生になってしまった「岩切」(岩切一空)。橘先輩が撮る新作の主演女優を探し始めた彼はある日、舞先輩から4 年に一度現れるという「新歓の怪談」の話を聞く。新歓合宿時に現れる、黒くて長い髪、大きな目、透き通るような白い肌を持った少女。「彼女を見た者は、衝動的に映画を撮りたくなり、唯一彼女に選ばれ、彼女を被写体に撮った映画は必ず大傑作になる」という。だが、そこにはルールがあった。1.彼女のために脚本を書くこと。2.何があっても撮影を止めないこと。そして3は今だに誰もわからないという。
そして、迎えた新歓合宿当日。彼の目の前に、例の「怪談の少女」(南美櫻)が現れ、「僕」は思わず声をかけてしまう——「僕の、映画に、出てくれませんか?」。
無口どころか、名前も名乗らない彼女に自宅にあったマンガから「南」と名付けた「僕」の、彼女のための映画製作が始まった。自身の工房で、特撮映画を準備中の優秀な後輩「小川」(小川紗良)も巻き込み、「外の世界に憧れる少女の物語」の撮影が開始されるが、あまりにシュールな設定やありえないセリフ回しなどに、ついていけないクルーは、次第に違和感を持ち始める。それに対し、何かにとりつかれたように撮影を止めようとしない「僕」。だが、その異変は、いちばん疑問を感じていた「小川」にも訪れ始めるのだった...。

スタッフ・キャスト

監督・脚本・編集:岩切一空
劇中歌・主題歌:ボンジュール鈴木
音楽:有泉慧
撮影:岩切一空 安田瑛己
照明:佐久間周平
録音:浅井隆
助監督:笹沼未冬
スチール:萩原楽太郎
衣装:小宮山芽
メイク・美術:ほんだなお
特撮監督:前畠慎悟
操演:小杉啓人
MA:北摂プロダクション
企画:直井卓俊

キャスト:南美櫻 小川紗良 山元駿 縣豪紀 希代彩 半田美樹 佐保明梨(アップアップガールズ(仮))  青山ひかる 松本まりか

受賞歴:
MOOSIC LAB 2017 グランプリ 最優秀女優賞(小川紗良) ミュージシャン賞(ボンジュール鈴木) 男優賞(岩切一空)

2017年/89分/ドラマ

© 2017『聖なるもの』フィルムパートナーズ

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