CINEMA DISCOVERIES

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ディスカバリー・ガイド

「少女」という限定的かつ特権的な瞬間が全面に

 “余命宣告された者が、残された時間をどう生きるのか”──この手の物語は、古今東西、すでに数多く存在する。

それも、うら若き女性が主人公の物語ともなれば、近年の日本映画市場だけにかぎってみても散見されるだろう。この作品もまた、そんな系譜に連なる作品だ。しかし本作はそれらの作品群の中でも、より“残された時間”というものが強調されている。これは“限られた時間”とも言い換えられるもので、「少女」という限定的かつ特権的な瞬間が、全面に押し出されているのだ。『瞬間少女』というあからさまなタイトルからも推測できるはずである。本作に登場する二人の少女の姿は、この瞬間(いま)を生きる多くの者の眼に、輝いて映ることだろう。

インフォメーション

タイトル:瞬間少女

あらすじ

中学生の時、女手一つで育ててくれた母親を亡くし、それ以来心を閉ざした遥華は、18歳の時、余命3ヶ月と診断される。15歳の亜希は幼少から入退院を繰り返していたが、治療の効果もなく余命1ヶ月と診察される。その2人が同じ病室になった。病院を抜け出したい遥華は、亜希と共になんとか脱走を果たす。遥華の父親探しに協力する代わりに、亜希は「やりたい事リスト」の願いを叶えるのに協力しろと遥華に持ちかける。
まったく価値観の違った2人だったが、道中で徐々に友情が芽生えだす。さらに旅を通し様々な人々との出会いを通し、遥華は人の温かさを、亜希は病院ではない外の世界の厳しさを感じ人として成長していく。人間の生・死・命と向き合い、2人は旅の先に何を見るのか? 3日間の旅が始まる。

スタッフ・キャスト

監督・脚本・編集:清水健斗
撮影監督:辻健司
メイク:大上あづさ
音楽:Taisho
プロデューサー:公野勉

キャスト:片岡華奈子 小室ゆら 森脇司 佐伯亮 剛州 加世幸市

受賞歴:
2015年World Gate Film Festival 長編部門グランプリ
2015年LA Eiga Fest招待上映

2013年/101分/ドラマ

ⓒ「瞬間少女」製作委員会

スペシャルコンテンツ

この作品のタイトルは、2つの熟語から成っている。1つは「瞬間」で、もう1つは「少女」だ。この「瞬間」とは、“きわめて短い時間”のことを意味する。そして・・・

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