CINEMA DISCOVERIES

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ディスカバリー・ガイド

奇才、堤幸彦監督による社会へ向けた異色の問題提起作

“堤演出”とも呼ばれる独特のスタイルでファンを虜にしてきた堤幸彦が、本作ではなんと、モノクロで音楽もなく、しかもスピーディーな映像編集さえも封印した異色作を生み出した。

代わりにカメラがじっくり寄り添うのは、一人の路上生活者のライフスタイル。建築家で作家の坂口恭平による雑誌記事に触発され、5年もの構想期間を経て映像化されたという本作は、コストゼロで作られた移動式住居、狭い空間ながらオール電化で何不自由ない設備、無駄なくクリエイティブな暮らしぶりが、我々の頭の中にすっかり固定化した「常識」を揺さぶってやまない。きっと一人一人、抱く感想、受ける印象は大きく異なるはず。堤監督から同時代へ向けた問題提起に、耳を傾けてみませんか————?

インフォメーション

タイトル:MY HOUSE

あらすじ

とある都会の片隅に、見たこともない「家」が建っていた。それは鈴木さん(いとうたかお)とパートナー・スミちゃん(石田えり)が作った組み立て式の、どこへでも自由に移動できる画期的な「家」。鈴木さんはほぼ0円で生活を賄っている。都会に捨てられたアルミ缶を拾い集め換金、不要になったクルマのバッテリーを使って狭いながらもオール電化。目からウロコのアイデアを駆使することで、質素ではあるがそこそこ快適に暮らしていた。都会に生きる自由で不自由な存在。その一方で、エリートコースを目指す中学生・ショータ(村田 勘)がいた。人嫌いで潔癖症の主婦・トモコ(木村多江)がいた。決して交わるはずのなかった彼らの暮らしが、ある事件をきっかけに交差していく―。

スタッフ・キャスト

企画・監督・脚本協力:堤幸彦
原作:坂口共平「TOKYO 0円生活」(河出文庫刊)、「隅田川のエジソン」(幻冬舎文庫刊)
脚本:佃典彦
製作:大月俊倫
プロデューサー:前田浩子 神康幸
撮影:古市英高
照明:八田直哉
録音:渡辺真司
VE:長谷川伸
音響効果:斉藤昌利
美術:津留啓亮
装飾:福田健太郎
デザイン:飯塚洋行
衣装:乙坂知子
メイク:松下 泉
制作:田中惇也
助監督・編集:藤原知之
ラインプロデューサー:杉原奈実
エンディングテーマ 「トリアエラ Triaela I.Light Motif (Takemitsu au Bresil)」
作曲:Roland Dyens 演奏:トーマ・ヴィロトー Lincensed by Naxos Japan.Inc.

キャスト:いとうたかお 石田えり 村田勘 板尾創路 木村多江 他



2011年/93分/ドラマ


ⓒ 2011「MY HOUSE」製作委員会

 

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